得意技

鶏口となるも牛後となるなかれ

チームスポーツは相手に勝つ前にレギュラーを取ら(チーム内での競争に勝つ)なければなりません。すべての面で優れていれば一番良いのですが、それほど世の中甘くありません。そこで役立つのが、「鶏口となるも牛後となるなかれ」ということわざ。大きな組織の末端にいるよりも、たとえ小さくても組織のトップに君臨している方がいいという例えです。

プロ野球を見ているとよくわかります。皆本当は走、攻、守そろった選手になりたい。ほとんどの選手が小さいころからエースで4番。ピッチャーになりたい。バッターなら4番を打ちたい。けどそう甘くない。ほとんどの選手は特徴を生かしてレギュラーをとっています。

古いですが
川相選手と言えば「バント」

福本選手と言えば「盗塁」

松井選手と言えば「ホームラン」

佐々木と言えば「クローザー」

などなど皆これだけなら絶対に負けないと言うものを持っています。

チーム内でレギュラーをとるには、自分はこれだけはチームで誰にも負けないと言うものを作る、発見する、伸ばす、事が一番大切ですね。その特徴を伸ばすと自然と他も伸びていき、ますますチームに欠かせなくなります。