私自身選手時代、基本は大事だとわかっていながらも「毎日毎日こんなくそ面白くもないことを何で繰り返さなきゃいけないんだ」とよく思ったものです。
この長年の疑問があるときパッと解けました。意外にもそれは解剖生理学の時間でした。
何事も新しいことをはじめた時は、頭(脳)で考え体を動かしている。ところがこれを毎日繰り返すことで無意識運動の回路が作られるのです。
1つ目の例は歩くこと。歩くとき、まずはこっちの足を上げて軸足はその時こうして・・・・など考えながら歩く人はいません。
この動作はすべて無意識のうちに行われています。
2つ目の例は「ご主人(ボクサー)の顔についているゴミを取ろうと手を伸ばした瞬間、その手をかわしながら奥さんの顔にパンチ」
ご主人(ボクサー)は、奥さんを殴ってやろうと思っていたのではなく、無意識に反応してしまったのです。
この無意識の動作を手に入れるために
基本、連係プレー、相手の動作を想定した対処を毎日毎日繰り返し行う事が重要になってくるのです。
ここまで練習しても本番ではなかなかできないことがよく有ります。
そこにはバランスやメンタル面などが大きくかかわっています。
しかしまずは無意識の動作を手に入れなければ何も始まらないのです。
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ひなた整体院でございます。