心の動き1つでプレーがぎこちなくなったり、スーパープレイが飛び出したりします。
それが良くわかる例があります。TVで面白動画の特集を見ますが、行進をしている人が緊張のため同じ方の手足が同時に出てしまい、うまく歩けない。
それを直そうとすればするほどぎこちなくなる。お茶の間では大爆笑ですが、スポーツ選手は人ごとではありません。
相撲で綱取がかかると、ほとんどの力士があっけなく負けてしまう。
野球では9回2アウトランナーなしで突然乱れだすピッチャー。
逆のパターンではノーマークの選手がノリノリで、あれよあれよという間に優勝!
その彗星のごとく現れたチャンピオンが、次の大会ではプレッシャーで押しつぶされあっけなく負けてしまうということもよくあります。
途中まで完敗、ところが開き直って逆転勝利!
例を上げれば切がありません。
先日テレビで、炎の体育会TV 熱血2時間SPという番組で、松岡修造さんが子供たちにテニスを教えているところが放送されていました。
一番最初の課題は、打ち返した球がコートに入らなければ即帰れという過酷なもの。
テニスを始め、うまくなりたいと努力し、自分なりの課題を見つけ応募してきた子供たちです。
決して下手ではない。むしろ上手な方。
だから当然初心者素人ではありません。
ところが見事に全員ラインアウト
中には空振りをする子までいました。
彼、彼女らは突然下手くそになったわけではありません。
その前のいくつかの例も突然下手になったわけでも弱くなったわけでも、うまくなったわけでもなければ強くなったわけでもない。
すべて心に体がコントロールされ、心に体が縛られるか、解き放たれるかだけの違いです。
これまで心の部分は曖昧で、うまく鍛えることができませんでした。
しかし今ではいろいろな研究がされています。
プレー中にあえて野次を飛ばしてもらい、その中で心を乱さずプレーに集中する練習など、いろいろな方法があるようです。
ジム・レーヤー著「メンタルタフネス」より
先ほどの松岡修造さんのテニス合宿中でも、ラリーをしていると突然お笑い芸人のキンタローがコートに現れて踊りだすという練習をしていました。
子供たちはそれまでとはまったく違い、ミスの連発
心が乱され集中力が切れてしまうだけで、まったく別人のようなプレーになってしまいます。
宮本武蔵は、この心のありよう、その大切さをとっくの昔に悟り書き著しています。五輪の書
実力はあるのに本番になると・・・。と悩んでいる方は助けになると思います。心は鍛えられます!
ゴール前で失速する脳、ゴールをゴールだと思うなという
本番で負けない脳 [ 善家賢 ] もお勧めですよ
頂点に立った方がいかに心の部分を重要視し、鍛えるかに苦心したのかよくわかります。
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武道・格闘技の達人の名言!【格言・名言・語録】
9番目 井上康生選手の
負ける怖さを感じてしまってはいけない。負ける場合もありうる。人間ですから。
しかし、それを考えると、自分の力を発揮することができない。
10番目の 元横綱貴乃花の
「敵は自分の中にいますよ、何事においても。」
この言葉に「ビビッ」ときた選手、衝撃を受けた選手
かなりの実力があるのに足踏みしているのではないでしょうか
でも「もうそのすぐ先に別の世界があります」
この壁を乗り越えた瞬間とてつもなく伸びます
それは別人を見ているかのような変化です
しかし、みんな必ずこの得体の知れない壁の前で苦しみ、多くの人が挫折感を味わい、実力があるのに、あきらめていきます。
このページを見られたのも何かのご縁。頑張って乗り越えてほしいですね
お電話ありがとうございます、
ひなた整体院でございます。